科学が発達する昔、人々には太陽、水、木、食物、全てに感謝して生かされていることを知りながら自然と調和して暮らす心の豊かさ(高度な精神性)がありました。


 

科学が発達した今、文明は栄え、人々の暮らしは見違えるほど豊かになりましたが、高度な科学文明において目に見えないものは科学で証明されないかぎり、軽視される傾向に偏るため、精神性や心は軽視されてきました。


どうも精神性と科学は、精神性が重視されれば科学は伸び悩み、科学が重視されれば精神性の発達は遅れをとるというもどかしい関係にあるようです。

しかし、科学文明、または精神文明だけでは文明の発展に限界があるようです。
実際、科学文明をつき進んだ結果、何百種類もの環境ホルモンが垂れ流され、一日に百種以上の動植物が絶滅し、地球の血液ともいえる石油を大量に消費している今の地球を見ると、悲鳴を上げているようにも思えます。

 ではどうすればよいのでしょうか。
例えば、相容れないかのように思える「科学文明」と「精神文明」を両輪としてバランスをはかりながら共に伸ばしていけば凄くないですか?
これができるかどうかが次の文明へつなげれるか否かのメルクマール(指標)のように思えます。

さて、現在の地球に目を向けると、同じ惑星に在りながら、飲み水、今日食べる物さえ手に入らない人がいる一方で、賞味期限が過ぎた、と作ったお弁当の50%を廃棄する国もあります。
日本や他の先進国に住む私達は、精神性を養うことにそれほど力を注いでこなかったにしろ、幸い物質的な豊かさがあるために、心を洞察するという余裕があります。

また日本は、全体のバランスを大切にする「東洋思想」と緻密に展開して物事を論理立てて考える「西洋哲学」という両極がうまく融合した文化をもっています。

これは、東洋の左端、西洋の右端にあり、両方から刺激を受け続けてきた日本ならではの文化なのだと思います。

そこで、こう思うのです。

今が、科学と精神性の両方を兼ね備えた社会を作る絶好の機会であり、
日本に住まう私たちこそ、科学文明と精神文明を統合した「精神科学文明」を創作する適任者であると。

「精神科学文明」、、、勝手に名づけましたが、
日本に住む私たちは、一人一人が誰も成し得なかったことに携われるというチャンスをもらっているのだと思います。


では、私たち一人一人にいったい何ができるのでしょうか?
それは、豊かな精神性を思い出すことです。 豊かな精神性、、、
つまり一人一人が健全な思考やよい想念を持ち続けることを意図する心のマネジメントの実践により、まずは自分自身 が好転します。
次に周りに好影響を与え、そうした人々が何人も出てくることで、「心」の復興がうねりとなり、社会を動かし、日本を変え、やがては世界を変えていくのだと思います。

以上が私の夢です。

あなたがご賛同いただければ、上記の夢はあなたの夢にもなります。
そして、ご賛同いただける方が多ければ多いほど、その夢は大きくなり、現実 のものとなっていきます。
牽引の法則によれば、願う人の多さが直接、その願いを現実化させるパワーとなるからです。

まずは、私たち自身が豊かな心で豊かな現実を創造していくことから始まります。

気づけば、きっと世界は変わっています♪